膀胱の生理作用と病理状態

☆膀胱の生理作用と病理状態

1.膀胱は、貯尿と排尿を主る
人体の水液代謝は、主として脾の運化作用、肺の粛降作用、腎の気化作用によって全身に運輸されたあと、膀胱に降ろされて尿に変化し、膀胱の気化作用によって体外に排泄される。この作用が失調すると、排尿困難(小便不利)や尿閉(リュウ閉)となり、膀胱の制約作用の失調となると、頻尿や尿失禁となる。