大腸の生理作用と病理状態 2017年8月23日 最終更新日時 : 2024年7月10日 wakasugihiroshi ☆大腸の生理作用と病理状態 1.大腸は糟粕の伝化(伝導)を主る 大腸は、小腸が清濁を必別したあと、残った水穀の糟粕から余分な水分を吸収し、糞便を形成し肛門から排泄させる。この作用が失調すると、便秘、下痢などの症状が出現する。 なお、大腸の伝化作用は、胃の降濁作用の影響を受けて出現し、肺の粛降作用の影響も受ける。これらの作用の失調は、大腸の伝化作用も失調させる。