心包の生理作用と病理状態

投稿者: | 2017年8月23日

☆心包の生理作用と病理状態

心包は、心の外側を包んでいる膜であり、心臓を保護する作用があるとされている。そのために心包は心の外囲であると言われているが、外邪が体内に侵入して心に影響する場合には、まずは心包が影響を受ける。
そのため臨床上は、外感の邪気の侵入による病態、あるいは内生の邪気による心の病態には、間使やゲキ門、大陵など心包の穴を取ることが多い。